コラム2025.07.03
見積りに“詳細なし”は危険信号! 契約前に必ず確認したい5つのチェックポイント

こんにちは!
2人家族からの平屋専門店 シャレオハウス
家づくりコンシェルジュの平山です。
「この見積書、本当にすべての費用が入っているのかな…?」
「金額は書いてあるけど、“何が含まれているのか”が分からない…」
そんな不安を感じたことはありませんか?
注文住宅で後悔する方の多くが口にするのが、「最初の見積りに含まれていない費用が多すぎた」という声です。
特に、「見積りの項目がざっくりしている」「詳細が書かれていない」場合は注意が必要です。
中にはたった1枚の見積り書で契約をさせられたという声も、、、
この記事では、見積りに“詳細がない”ことによって起こり得るリスクと、契約前に確認すべきチェックポイントを解説します。
1. 「一式」でまとめられた見積書は要注意!
以下のような表記、見積書で見かけたことはありませんか?
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設備工事一式:300万円
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外構工事一式:100万円
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諸経費一式:80万円
一見まとまっていて分かりやすく見えますが、この「一式」という表記こそが危険の始まりです。
「キッチンはどのグレード?」「エアコンは入ってる?」「駐車場の舗装は?」など、詳細がわからないと、
契約後に「それは別料金です」と追加費用を請求される可能性が高くなります。
2. 見積りに“抜けている費用”があるとどうなる?
詳細がない見積りでは、以下のような“抜け”がよくあります:
抜けている可能性が高い項目 | 後で追加される費用例 |
---|---|
地盤改良費 | 50〜150万円(地盤によって変動) |
外構工事(駐車場・フェンス) | 50〜200万円 |
給排水引き込み工事 | 20〜80万円 |
カーテン・照明・エアコン | 30〜100万円 |
登記・保険・ローン手数料 | 20〜50万円 |
つまり、“見積りどおりに建てられる”と思って契約したのに、後から300万円以上の追加が…ということも。
3. 契約前に必ず確認すべき5つのポイント
見積書に「詳細がないな」と感じたときは、契約前に次の点を確認しましょう。
✅① 各工事費に明細があるか
→ キッチン、バス、トイレ、床材など「品番」「メーカー名」が書かれていれば安心。
✅② 外構・照明・カーテンなどの有無
→ 「付いてないなら追加いくら?」と事前に聞いておくのが◎
✅③ 地盤調査・改良費が含まれているか
→ 「別途見積もり」と書かれている場合は、費用目安も確認。
✅④ ローン関係・登記・保険などの諸費用
→ 総額でどれくらい必要か、トータル資金計画で把握する。
✅⑤ 契約後の変更対応と費用の扱い
→ 「仕様変更は○回まで無料」「追加は都度見積り」のように、ルールを確認しておく。
4. なぜ詳細をぼかす見積書があるのか?
住宅会社の中には、契約を早く取るために“あえて見積りを安く見せる”会社も存在します。
詳細を省略し、
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「これは標準です」と言いながら実は最低グレード
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「これも含まれてますよ」と曖昧な返事
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契約後に打合せでどんどん増額
こうした事例は、残念ながら少なくありません。
見積りの段階で、会社の誠実さが見えることも多いのです。
5. まとめ|「詳細なし」は不安材料。納得できるまで確認を!
注文住宅で最も大切なのは「最初の見積りの精度」です。
詳細が不明なまま契約すると、追加費用・トラブル・不信感につながります。
✔ 安心できる見積りとは?
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各項目に具体的な仕様・品番が記載されている
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含まれる・含まれない項目が明確
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質問に対してしっかり説明がある
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総費用(建物+諸費用)を提示してくれる
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