コラム2026.03.17
広いリビング”は本当に必要? 後悔しない広さの決め方

こんにちは!
2人家族からの平屋専門店 シャレオハウス
家づくりコンシェルジュの平山です。
「LDKは広いほうがいいですよね?」
家づくりの打ち合わせで、よくいただくご質問です。
たしかに広いリビングは開放感があり、憧れもあります。
しかし実際には、
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「広くしたのに使いにくい」
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「冷暖房が効きにくい」
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「思ったより活用できていない」
といった後悔も少なくありません。
では本当に、リビングは広ければ広いほど良いのでしょうか?
「広い=快適」ではない理由
まず前提として知っておきたいのは、
広さと住みやすさはイコールではない
ということです。
例えば同じ18帖のLDKでも、
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家具の配置
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天井の高さ
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窓の位置
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動線
によって、体感は大きく変わります。
逆に言えば、16帖でも工夫次第で
18帖以上の開放感を感じることも可能です。
よくある失敗① 広くしたのに使わないスペース
リビングを広くしたものの、
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何も置かれていないスペース
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子どもの遊び場として一時的に使うだけ
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結局ソファ周りしか使っていない
というケースは非常に多いです。
広さには建築コストがかかります。
使わないスペースにコストをかけてしまうのは、
非常にもったいないポイントです。
よくある失敗② 冷暖房効率が悪くなる
リビングを広くすると、
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エアコンが効きにくい
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電気代が上がる
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夏暑く、冬寒い
といった問題が起きやすくなります。
特に、豊橋市のように
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夏は蒸し暑い
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冬は風が強く体感温度が下がる
地域では、空間の広さが快適性に直結します。
断熱・気密性能が高ければカバーできますが、
やみくもに広くするのは注意が必要です。
よくある失敗③ 家具配置が中途半端
リビングが広いと、
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ソファとテレビの距離が遠くなる
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ダイニングとのバランスが悪い
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空間が間延びする
など、「なんとなく落ち着かない空間」になりがちです。
リビングは“広さ”よりも
居場所のつくり方が重要です。
後悔しない広さの目安とは?
一般的には、
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4人家族 → 16〜18帖前後
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5人家族 → 18〜22帖前後
がひとつの目安になります。
ただし大切なのは、
「何帖か」ではなく
「どう使うか」
です。
プロが考える“ちょうどいいリビング”
広さを決めるときは、次の3つが重要です。
① 家具から逆算する
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ソファのサイズ
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ダイニングテーブル
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テレビの距離
これを基準にすると、無駄のない広さになります。
② 動線を意識する
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キッチンからの動き
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洗面・階段との距離
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回遊できるかどうか
動きやすさが、暮らしやすさに直結します。
③ 「広く見せる工夫」を使う
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天井を高くする
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大きな窓を設ける
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視線の抜けをつくる
この工夫で、実際の帖数以上に広く感じさせることができます。
まとめ|広さより「設計」が大事
リビングは、ただ広くすれば良いわけではありません。
✔ 使い方を明確にする
✔ 家具・動線から考える
✔ 無駄なスペースをなくす
これが後悔しないポイントです。
家づくりで大切なのは、
「広い家」ではなく
「ちょうどいい家」
自分たちの暮らしに合った広さを選ぶことで、
快適で無駄のない住まいが実現します。





