コラム2025.07.12
値引きは本当に得? 注文住宅で“値引きに飛びつく”前に知っておくべき5つの注意点

こんにちは!
2人家族からの平屋専門店 シャレオハウス
家づくりコンシェルジュの平山です。
「今だけ●●万円お値引きしますよ」
「本日ご契約なら値引きできます!」
そんな甘い言葉に、心が動いたことはありませんか?
注文住宅は高額な買い物。だからこそ、“少しでも安く”建てたい気持ちは誰もが持つものです。
しかし――「値引きされてラッキー」と思っていたら、後から後悔するケースも少なくありません。
このコラムでは、注文住宅における「値引き」の本質と、気をつけるべき落とし穴を解説します。
1. 値引きは“本当にお得”とは限らない
たとえば、「100万円値引きします!」という提案。
一見お得に見えますが、よく見てみると…
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元々の見積りに“上乗せされていた価格”からの値引き
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設備グレードが下がっていた
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外構やカーテンなど「別途費用」が増えていた
など、見積り全体で見れば“お得じゃなかった”というケースは多いのです。
値引きの裏に「別のところで調整されている可能性がある」ことを忘れてはいけません。
2. 値引き=信頼できる会社とは限らない
極端な値引きをしてくる会社に対しては、次のような疑問を持つべきです:
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なぜ、最初から適正価格で提示しないのか?
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その分の工事品質や保証に影響はないか?
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今後の打合せでも費用が曖昧になるのでは?
誠実な会社ほど、「理由のない値引き」はしません。
根拠のあるコスト調整や、納得のいく説明ができるかが判断基準になります。
3. 値引きを優先すると「自由設計の価値」が失われることも
注文住宅の良さは、家族に合った間取り・デザイン・性能を“自由に選べること”。
ところが、大幅な値引きを受けると、次のような影響が出ることがあります:
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間取りの自由度が制限される
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選べる素材や設備が限定される
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予算優先で“住みたい家”から遠ざかる
「せっかくの注文住宅なのに、気づいたら“建売っぽい”家になっていた」
という後悔につながることも…。
4. 値引きが“交渉の材料”になるのはこんなとき
もちろん、値引きがすべて悪いわけではありません。
以下のようなケースでは、正当に交渉できることもあります:
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モデルハウス建築や宣伝協力として割引がある
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着工のタイミング調整など会社側にメリットがある場合
ただし、内容と金額のバランスが取れているかどうかは、専門家の視点でチェックするのが安心です。
5. 値引きより大切なのは“見積りの透明性”と“納得感”
本当に満足できる家づくりのためには、**「最初から正直な見積りを出してくれる会社」**を選ぶことが大切です。
見るべきポイントは次の通り:
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一式表記ではなく、各項目が明細で書かれているか
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標準仕様とオプションの範囲が明確か
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「なぜこの金額になるのか」をしっかり説明してくれるか
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契約後に増額しないよう事前確認が丁寧か
値引きがあってもなくても、“納得して契約できたかどうか”が一番の安心材料です。
まとめ|値引きに飛びつかず、「本当に良い家」を選ぼう
注文住宅は、価格だけで決めるものではありません。
値引きがある=良い会社、ではなく、「信頼できる姿勢」や「将来の満足度」で判断するべきです。
【値引きの注意点まとめ】
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値引きの裏でグレードダウンしていないか?
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契約を急かす材料になっていないか?
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見積り全体の中身に不明点はないか?
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“家族の希望”が犠牲になっていないか?
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